茜奏の愚勇伝

閉鎖します。ありがとうございました。

【グラブル】きんきょーほーこく

こんにちはこんばんは。

 

茜奏です。

 

またまたゲーム記事です。

 

そこ!うんざりせずに読んでいってください。

 

前回課せられた、日々の日課をこなしていくのも少しずつ慣れていき、余裕が出来てきたので、コロ助とルリアを入手しましたー!

どっちも優秀らしいです。

 

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ルリアノートにルリアが……(笑)

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そして、メカニックも解放です!

 

ちなみに、メカニック取得条件でもある63章の攻略は、俺には難しすぎたので、エリクシール10個くらい使って倒しました……ひぇえ。

 

しかしまあ、メカニックさえあれば24時間アサルトタイム。


ヨダの強さに磨きがかかりそうです……ぐふふ。


島ハードは、マグナと違い救援を出してもあまり入ってくる人がいないので、結局は自力で倒した方が早いってことはよくあります。


時間はかかりますがフルオート便利ですね。


そんな中でも、時折助けに来てくれる騎空団の方々は、なんかドラクエ5のパパスのような安心感があります。

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いつもこんな漏らし野郎のためにありがとうございます。

 

しかし、メカニックが取れた今こそ、島ハードのハードさも少しは緩まるんじゃないかと期待しています。

 

本当にダクフェには長い間お世話になりました。
(辞めてた期間も含めるともう凄い)

 

カニックはなにやら、パーツやらを設定していかなきゃならないようです。

これから学んでいきます。

 

ではでは!

 

 

 

 

【雑記】腕相撲

俺は去年の8月頃から約半年間、サボらずほぼ毎日ジムに通っている。

 

動機は至極単純、Yを腕相撲で倒すこと。

 

7月の下旬頃、Yに腕相撲の勝負をし、見事に瞬殺された。

 

普通なら、ここで引き下がるところだが、なんかムカついた俺は「次はへし折る!」と心に決めてジム通いを始めた。

 

鍛える部位は、上腕二頭筋を主とした腕、そして胸筋と背筋をメインにした。

 

目的が明確だったので、めきめきといい調子に筋肉はついてくれた。

 

筋トレ中の俺の脳内には、ずっとロッキーのメインテーマが流れていた。

 

俺の場合は顔がロバそっくりなので、ドンキーといったところか。

 

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アインシュタインは2度も留年した。

 

徳川家康はうんこを漏らして戦から逃げ帰った。

 

チャンスはあるはず……!!


そんなこんなで、半年近くが経過した頃、俺は再びリング(居酒屋)に登った。


今こそアポロ……間違えたYを倒す!!


こうして、チャンピオンの座(クレープの奢り)をかけて勝負を開始した。

 

 

 

結果だけ言うと、惨敗だった。

 

やはりロッキーのように上手くは行かない。

 

しかし後日、Yは腕の骨を痛めて整骨院に行くこととなった。

 

聞くところによると、しばらく腕をまともに動かしていなかったから、その反動とのことらしい。


…………。

 

……………………。

 

…………え……


……エイドリア〜〜〜ンッ!!

 


DONKEY

【完】

【グラブル】日課、がんばりましゅ…。

 

Y「突然だが、グラブルで強くなる方法を伝授しよう」

 

俺「ゴクリ……」

 

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俺「ええぇ……っ!?」

 

Y「大変そうに見えるけど、これだけやれば、かなり強くなれるよ」

 

俺「よっしゃ、どうせ最初は勝てんやろうから、救援要請しまくって攻略するでぇえ〜!」

 

俺「救援要請!」

俺「救援要請!」

俺「救援要請!」

俺「救援要せ……ん?」

 

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召喚石……?


二つ名はともかく、確か設定では召喚石を……

 

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……っ!?

 

なんもやってねぇえええっ!!

 

ていうか、こんな画面あったこと自体が初知り。

 

(超自分本位でプレイしてたのバレバレ)


なるほど、そういったメリットもあるわけか……。

 

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ていうか、新しく入った騎空団の連中めっちゃいい人じゃん……。


うっ……(蘇るトラウマ)

 

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前まで入っていた、中華団の上に新型肺炎が蔓延してる騎空団とは偉い違い……。

 

割と雰囲気も温い感じのに入れたので、ここでしばらく頑張ろうと思います!

 


ではでは!

 

【お絵描き】イカちゃん

 

こんにちはこんばんは。

 

茜奏です。

 

突然なんですけど、イカ娘好きなんですよね。

 

え?知ってる?マジかよ……。

 

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見てください。

このアホっぽくて愛らしい見た目。

 

このまま食べちゃいたい……おっと失礼。

 

いつしか、そんなに好きなら、絵くらい描けるようになりたい!と思うようになってきました。

 

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そんなわけで、イカちゃんの模写をして、いつしか完璧なイカちゃんを描いちゃおうと思います!

 

とはいえ、俺にはパソコンも板タブもないので、アイビスというスマホアプリで練習します。

 

カキカキ……。

 

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1枚目がこちら。

 

うーん、色塗りが下手ですね。

なんか髪の部分にも肌色が混じっちゃってますし。

 

そんなわけで、2枚目にいってみよー!

 

カキカキ……。

 

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先程と比べてペン先を太くしてみましたが、上手くいったみたいです。

少し原本と近づいてきましたね。

 

3枚目は、影とかも工夫してみようかな……俺ならいけるいける(単純)

 

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どりゃぁあっ!

 

どうです?

 

だいぶ立体的になってきたのではないでしょうか?

 

そういえば、3枚描くまで気づかなかったんですけど……

 

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上が元絵で、下が描いたやつです。

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……服着てなくね?

 

流石にイカ娘に性的興奮するほど落ちぶれちゃいないはずなんだが……。

 

しかし、だいぶ上手くかけるようになってきた気がします。

 

もはや、今なら元絵を見ずに書けてしまうのでは?

 

うむうむ、いける。

今なら行ける気しかしない!

 

うぉおおおおーっ!!

 

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……は?

誰だお前?

 

強いていえば、屋台でたこ焼き作ってるモブキャラ……?

 

これを見せても、「誰?」ってなってイカ娘だと説明すれば「あ?あぁ〜?」っていうなんとも微妙なリアクションをされること間違いなしです。

 

まあ、そんな簡単に描けたら誰でも明日から絵師です。

 

地道に練習していきます……ではでは!

 

 

 

 

 

 

【雑記】1月に観た映画

こんにちはこんばんは。

 

茜奏です!

 

さぁて皆さん……と言えるほどの人数がこのブログを読んでくださっているのか分かりませんが、新年が開けて早くも最初の月が終わりましたね!

 

今年から頑張ろうと意気込んでいた方は、頑張れましたか?

 

人の数だけ人生があると思います。

 

無論、私も知性は昆虫寄りとはいえ、辛うじて人生はあります。

 

そんなわけで、1月の総集編をやっていこうと思います!

 

まず、1月に起きた最大の事件は、やはり就職をやめたことですかね……。

 

宝くじで1億円くらい当たってくれれば、それが最大の事件になっていたのですが、私のような哀れなうんこ星人にはそんなことがあるはずもなく、残念ながら就職やめた事件が今月のトレンド入りです!おめでとう!


ブログでもなんか、注目記事ランキングがずんずん上がっていってましたね。コンチクショウ!

 

それからは下落ぶりが凄かったですねぇ……バイトもなくなり就職先もなくなりで、ブログ書いてみたり小説書いてみたり、見てなかった映画を見てみたりと、それっぽいことをやって……そう、昼夜逆転しないように運動とかもやって廃人にはならないように頑張りました!

……あー、うん。分かってるよ、けどそこまで冷たい目を向けなくていいじゃん。

 

ら、来週……いや来月……来年こそは頑張るもん!!!

 


……さてさて、気を取り直して、恒例(これが初ですがこれから恒例にしていきます)この1月に視聴した映画やアニメを紹介していこうと思います!

 

俺が1月に観た映画はコチラ

 

↓↓↓

 

ザ・ウォーク
転々
THE有頂天ホテル
シャイニング
ロッキー2
ジョーカー

 

1月の前半は色々あってあまり観れなかったのですが、どれも大変面白く、80点以上は堅い映画ばかりでしたね!

 

来月はどんなに忙しくなっても、10本は見ます……ハイ。

 

この6本の中で、特に面白かったのは、『シャイニング』と『ジョーカー』ですね!

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すみません、本来はこのコーナー、1つしか選ばないつもりだったんですが、この2作品はホントに甲乙つけがたく、2つ選ばせて頂きました。

 

まあなんといっても、両作品とも主演の演技が凄いのひと言。

 

どちらも、その役柄に相応しい外見なんですよね。


特に『シャイニング』のおっさんなんて目の前に現れるだけでもホラーとして成立してた気がします(笑)

 

『ジョーカー』の方も凄かったですね。悲壮感溢れる男が悪に堕ちていく姿が生々しくて……。

 

で、この2つを選んで思ったんですけど、自分って真相は分からない映画って結構好きなんだなって思いました。

 

『シャイニング』も「シャイニング」という能力の説明やホテルの謎とかもほとんど明かされず、ホラーを全面に押し出してるなって印象ですし、『ジョーカー』も主人公の視点でのみ物語が進行するので、結局何が正しかったのかは分からないんです(そこもまたリアルで面白いんですけどね)。

 

でも、だからこそ考察のしがいがあって頭に残りやすいんだなって思います。

 

……おっと、映画の話になるとついつい書きすぎてしまう。

 

とにかくっ、『ジョーカー』はもうTSUTAYAとかでもレンタルは開始していると思いますし、『シャイニング』は旧作で簡単に借りられると思うのでどちらも是非見て欲しいなって思います。

 

ではでは!

【老人ホーム】Mさん

前は老人ホームでのアルバイトを通して、許せなかった利用者たちの話を書いたが、今回は1人の人物にスポットを当てようと思う。

 

今回は少しシリアスな話です。

(PV伸びないだろうな〜)

 

爺ことMさんは、よく喋る老人だった。

 

目が合うと話し始め、止まらなかった。

 

俺が施設を掃除している時は、ソファをどかして手伝ってくれたり、飲み物を奢ろうとしてくれたこともあった。

 

そこそこ元気な87歳の人……という印象だったが、この爺さん、なかなかに不憫な人だった。

 

それはある日、俺がいつも通り施設の掃除に励んでいる時、Mさんはいつも以上にご機嫌な様子で話しかけてきた。

 

M「今日な、娘が来んねん!」

 

Mさんはその日は朝から、施設の玄関前にあるソファに座って娘を待っていた。

 

そして午後の2時頃、Mさんの娘がやってきた。

 

M「おお、〇〇!」


娘「……」

 

娘はMさんを一瞥したあと、施設長に向かって、

 

娘「これが着替えでこれが洗剤です。あとは勝手にお願いします」

 

よく言えば手際よく、悪く言えば早く帰りたいと言った様子で淡々と荷物を渡し、そそくさと……実に2分くらいのスピードで済ませると施設から出ていった。

 

え……それで終わり!?

 

掃除中の俺はそこそこ驚いたものだ。

 

休憩中に看護職員に「Mさんの娘さん冷たいですね」という話を振ると、

 

職員「そりゃそうでしょ。Mさん、家族全員から嫌われてるもん」

 

俺「え、そうなんすか?」

 

職員「今は大人しいけど、昔は典型的なDV夫で、自分勝手で気に入らないことがあるとすぐに娘や妻に暴力振るってたらしいよ」

 

俺「……なるほど」

 

職員「茜くんは、そうなっちゃダメだよ」

 

やがて、正月が近づいできた頃ーー。

 

M「〜♪〜♪」

 

ご機嫌な様子で、山ほどの年賀状を書くMさん。

 

M「ははは、書く人が多くて困るよ〜」

 

そう言いつつも嬉しそうに、そして丁寧に1枚1枚に挨拶文を書いていくMさん。

 

 

職員「……あんなことよくやるよね。届きもしないのに」

 

俺「……え?」

 

職員「あれの宛先、ほとんど住所変更かお亡くなりになってくるから、施設に帰ってくるんだよ。私は伝えてるんだけど、すっかりボケちゃってるからね。毎年懲りずに書いてるんだよ」

 

俺「そ、そうなんですか……」

 

職員「毎年沢山の年賀状を出すけど、娘からも帰ってこないからね」

 

なんだか惨めな気分になってきた。


朝から待っていた娘は2分で帰るわ、どんなに年賀状を書いても一通も帰ってこないわ。

 

職員「いい?茜くん。年を取ってから優しくなっても手遅れなんだよ。Mさんがああなのは、人の扱いが雑だったせいだからね」

 

当たり前だが、老人ホームには色々な老人がいる。


廊下を歩けば、娘と息子に囲まれて歩く爺さんが目に入った。

 

娘「お父さん、元気してた〜?」

 

息子「ここの暮らしでなんか不便なことある?足りない物があったら明日持ってくるよ!」

 

老人「ありがとうねぇ、足りない物は話し相手かな〜?」

 

娘「あはは、今夜は美味しいとこ予約したから、食べに行こうね」

 

なんて、家族からめちゃくちゃ愛されてる爺さんも当然いる。

 

そう言った光景を見た後に、玄関を眺めながら1人で立ち尽くすMさんを見ると、どことなく哀愁が漂っているように感じる。

 

同じ老人でも、ここまで違うものなのかと驚愕した。

 

今回のブログを通して何が言いたいかって言うと、孤独な老後を送る覚悟があるなら、人を雑に扱えばいいし、そうでないなら人を大事にしようという話だ。

 


……あれ?初めてじゃない?このブログでこんな真面目なこと書いたの。

【雑記】小学時代の思い出

小学生はアホである。

 

キャーキャーと教室で奇声を上げ、画鋲を踏んづけて泣き叫ぶ忙しない生物だ。

 

断じてあいちゃん(りゅうおうのおしごと)のような愛くるしい存在ではない。

 

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そして少年法により法律の通用しないタチの悪さもある。

 

俺はアホである。

 

大学生にもなって小便を漏らし留年し、常識もなければ空気も読めない生物だ。

 

辛うじて法律は守れるくらいである。

 

つまり、小学生の俺はとんでもなくアホである。

 

今回は、そんな小学時代の俺の話を少ししようと思う。

 

ただ、そんな昔のことはあんまり覚えていないので、おおよその記憶で話させてもらう。

 

マルマインごっこ

 

題名からして頭の悪さが漂ってくるが、俺は当時、ポケモンマルマインが好きだった。

 

知らない人のために、コイツである。

 

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アホな上に暇な俺は、「マルマインごっこ〜!」とか言って丸くなって教室を転がって遊んでいた。

 

書いてるだけで恥ずかしくなってくるレベルの完全に病気である。


そんな醜態を晒すくらいならマルマインらしく「じばく」した方がリアリティがある分だけマシだろう。

 

そんなアホには当然、罰が下るもので、

 

ぐさっ!

 

「あいたっ!」

 

急に、足首に痛みが走る。

 

見ると、画鋲が深々と突き刺さっていた。


俺は血の染みた画鋲を持って、足を引きずりながら保健室に行った。

 

先生「そんなところに画鋲刺して来る奴初めて見たわwww」

 

と、大変笑われた。

 

頭に刺さらなかったのが唯一の救いだろう。


俺はこの日を境に、マルマインごっこを封印した。

 

②ラジコン破壊小僧

 

俺は駐車場でラジコンを走らせるのが好きだった。

 

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うちの地元は駐車場で遊ぶのを禁じられていたが、「ラジコンは車だから、走らせてもええやろ」という謎持論をかざして走らせまくっていた。


そんな偉そうな台詞は免許を取ってから言え。

 

なぜ駐車場だったかというと、車の下にラジコンを走らせるのが好きだったからだ。

 

たまに野良猫がいるので、よく追いかけまわしていたものだ。

 

俺より弱い奴などそうそういないので、猫にしかマウントを取れなかったのだろう。

 

なんと浅ましい人間だろうか。

 

まあ、そんな遊んじゃいけない場所でラジコン走らせる上に、動物虐待するわのクソガキには当然罰が下るもの。

 

題名の通り俺はラジコンを壊してしまった。

 

それはいつも通り、俺がラジコンで猫を探して車の下を加速していた時である。

 

ブゥウウウンッ!

 

俺「……え?」

 

そう、車が唐突に動き出したのである。

 

猫探しに必死だった俺は、車に人が乗っていることもエンジンがかかっていたことにさえ気付かなかったのだ。

 

ぐしゃぁあっ!

 

俺「ぎゃぁあああっ!」

 

これが本物の車のパワーじゃぁあ!とでも言わんばかりに、俺のラジコンはペシャンコになってしまった。

 

勿論、乗っていたおばさんと親にはめっちゃ怒られた。

 

俺はこの日を境に、ラジコンで遊ぶのは封印した。

 

③八方美人

 

女子「ねーねー、茜くんって好きな人っているの?」

 

それは、当時俺が好きだった女子のMさんに聞かれた質問だった。

 

俺「い、いないよ」

 

「君だよ」と言う勇気もなく俺はそう答えると、その子はニコニコしながら「私はいるよ」と聞いてもいないのにそんなことを言い出した。

 

俺「へー、誰なの?」


M「んふふー、私が今話してる人だよ♡」

 

正直、当時はめちゃくちゃ嬉しかった記憶がある。

 

まさかの両想い……!?(単純)

 

なんて舞い上がっていた俺の前に、友人だったAは何の前触れもなくこんな話を持ち出してきた。

 

A「お前、Mさんに好きって言われた?」

 

俺「え?なんで?」

 

A「あいつ、隣になった男子みんなに好きって言うんやで」

 

……俺のピュアなハートは跡形もなく砕け散った。

 

いや、フツーに考えれば分かるのだそんなこと。

 

そもそも、教室でマルマインごっこをやっている変人を好きになる女子がどこにいるというのだ。

やっぱり爆発しておけばよかったかもしれない。


④バカ犬

 

うちの近所には、でっかい家があった。


今思えば、相当な金持ちに違いないレベルの豪邸で、更にベランダにはでっかいハスキー犬が繋がれたいた。

 

柴犬しか見たことのなかった俺は、そのハスキー犬がカッコよくて見とれていた。

 

女子「……かわいいでしょ?」

 

ハスキー犬を眺める俺の前に、その家の子が話しかけてきた。確か同学年くらいだったと思う。

 

俺「う、うん」

 

女子「今から餌やるから、見ててね」

 

そう言ってその子(以下、Rさんと呼ぶ)は家から牛の生肉を取ってくると、ハスキー犬に投げつける。

 

犬「ガウー!ガウガウガウ!!」

 

凄い勢いで喰らい始めるハスキー犬には驚かされたものだ。

 

R「おまけに凄く賢いのよ。ホラ〇〇(名前忘れた)、2引く1は?」


犬「ワンッ!」


R「よくできましたーっ!」

 

なんかそんな感じで仲良くなり、ベイブレードやビーダマンで遊ぶ仲になった。

 

今思えば、ベイブレードやビーダマンで遊ぶ女子って珍しいんじゃないだろうか。


毎回高そうなの持ってきてたな……金持ちめ!

 

しかし、そんな友情は唐突に終わりを告げることとなる。

 

それは、ボール遊びをしていた時だ。

 

俺「……あっ」

 

俺が力強くボールを投げすぎてしまい、ハスキー犬の前に転がってしまう。

 

俺「しまっ……」


犬「ガウガウガウーッ!!」

 

途端、ハスキー犬は俺のボールに食らいついた。

 

がぶーっ!びりぃーっ!!

 

その時、俺はボールが食べられて悲しいとか辛いとかそういう感情はなく、ただ絶望した。

 

なにが賢い犬だ。

 

ボールと肉の区別もつかないのか?


とんでもないバカ犬じゃないか……。

 

R「あわわわ……ダメだよ〇〇、ペッてしなさい!」

 

Rさんの言葉を無視してボールを食べ続けるクソバカ犬。


俺はその光景を、ただただ眺めていた。

 

やがて父親が出てきてボールは離されたが、もはや使い物にならなくなっていた。

 

R「ご、ゴメンね!弁償するよ」

 

俺「いや、いいよ……」

 

これは100%俺が悪いので、弁償までさせるほど面の皮は厚くなく、その日はそのまま別れた。

 

その日を境に、何となく気まずくなり、2度とその子と遊ぶことは無かった。

 

時系列がバラバラになってしまったが、思えばこの子と遊ばなくなってからマルマインごっこを始めた記憶がある。あまりに凄まじい落ちぶれようである。


思い出そうと思えば、いくらでも出てくるクソガキ時代の思い出。

 

せっかくなので、こうやってブログにしてみたが、どれも恥ずかしさしかない思い出なので、やはり封印したままにしておくべきだったのではないだろうか。

 

どうしてこんな、どうしようも無い思い出なのかと問われれば、答えはひとつだ。

 


アホだからである。