茜奏の愚勇伝

閉鎖します。ありがとうございました。

【愚痴】老人ホームでアルバイトした話

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今回は汚い上に、ちょっとセンシティブな内容です。

 

苦手な方はブラウザバックを!

 

……まあしかし、こんなブログを開いた時点で下品なのは覚悟の上ですよね?

 

こんにちはこんばんは。

 

茜奏です。

 

俺はこれでも、前まで老人ホームでアルバイトをしていました。

 

何をしていたかと言うと、基本的に施設内の清掃や、レクリエーション(塗り絵や折り紙など)の指揮、食堂の準備などを担当していました。

 

でも、慢性的に人手不足だったので、返せなかった洗濯物や、ベッドのシーツ交換などもやらされていました。

 

それは別に構わなかったし、割と楽しく仕事をしていたのですが……やはり施設で暮らす人々の中でも、許せない老人というのはやはりいるものです。

 

そんな、俺が個人的に許せなかった老人たちを紹介していきます。

 


その①

失禁戦隊ナースコールマン

 

これはどの施設にもいるだろう、ナースコールやたらと鳴らしまくる人。

 

10分……いや、5分おきに、マジで出ても出てもナースコールが鳴り止まない。

 

これは初日から「うわぁ……」となった。

 

「飯はまだか?」「レクリエーション早くしろ」「起きれない。起こしに来い」

 

まじでずっとこんなん。


鳴らない時は寝ている時なので部屋に行かないように言われていた。

 

そして非常に暴言が多い人で、施設の人からも嫌われていた。

 

「茜さん、あいつには飲み物出さないでね」

「あいつは今日、レクリエーションに参加させない」

 

などと、従業員側も対抗しだす始末。

 

飲み物出すなと言うのは、虐待ではなくめちゃくちゃ「漏らす」人だったからだ。

 

漏らすだなんて、親近感……いえ、同族嫌悪です。

 

飲んだらその分だけ失禁する人だったので、シーツは常にビシャビシャ。

 

くっ……幼女の失禁なら大歓迎なのになんでババアなんだよ……おっとそこの君、通報するんじゃあないぞ?

 


「おかわりよこせ!あほ!」と食堂で叫んでいたが、誰一人応じない始末。

 

従業員からすれば迷惑極まりない存在だったかもしれない。


しかし俺はそこまで実害は受けておらず、許せない度数はそこまで高くない。


なので、次行ってみよー!

 


その②

理不尽クレーマー

 

その名の通り理不尽なクレーマーだ。

 

まあ、この手の輩は老人ホームでなくても、コンビニでもホテルでも、どこにでも出現する種族だと思います。

 

これは、俺が洗濯物の返却に伺った時の話。

 

俺「失礼しまーす。〇〇さーん!洗濯物を返却に伺いましたー!」

 

お爺さん「おー、洗濯物はタンスに入れてってくれ」

 

俺「はい……えーっと、こちらのタンスでよろしいでしょうか?」

 

爺さん「……あ?」

 

俺「え?」

 

爺「そのタンス以外にタンスがあるか?この狭い部屋に?」

 

俺「ですよね……ハハ……」

 

爺「まあええわ。タンスに入れるとこ書いてるから、畳んで入れてくれ」

 

俺「分かりました……」

 

(は?入れるとこなんか書いてないんだけど?まあええわ、ズボン入っとるとこにズボン入れたらええやろ)」

 

老害「ちょっと待てや」

 

俺「何です?」

 

クソジジイ「これはどう見てもワンセットやろがい。それやったらひとまとめにした方が次着やすいやろがいっ!」

 

俺「なるほど……すみません(知らんわそんなもん)」

 

クソゲボジジイ「お前まさか……ここ来るの初めてか?」

 

俺「へ?……そうですけど」

 

ウンコ「……チッ、初めての訳分からんやつを来さすなよ」

 

俺「すみません……(早く入れて帰ろう)……終わりました。失礼します」


後日、クレームが入った。

 

俺のクソゲボ貧弱メンタルが崩壊し辞めたくなってきたのは、この時期だった。

 


その③

休憩時間略奪四天王

 

先述の通り、俺の主な仕事は食堂の準備をすることだ。

 

食堂を閉めた時点で、だいたい休憩時間になるのですが、逆の言い方をすれば食堂を閉めるまでは休憩時間はもらえない。

 

ちなみに休憩時間が減ることはあっても増えることはないので、テキパキ動く必要があった。

 

しかし、そんな俺の努力を水の泡にする4人がいた。

 

食堂を開けると、ぞろぞろと利用者の皆さんがやってきて、各自食事をとって部屋に帰るというシステムなので、俺としてはさっさと来てさっさと食ってさっさと帰れというのが本音ですが、みんな思うように食べてはくれないのが現実。

 

うん、まあ食べる速さにまで文句は言わんよ。そこまで鬼ではない。

 

しかし、先程紹介した四天王は、非常に仲良し。

 

みんなが揃うまで、絶対に食べず4人揃ってみんなで「いただきます」と言って食べ始める。

 

わぁっ!微笑ましい……ってなると思っとんかコノヤロウ。

 

この4人、一緒に揃わないと食べ始めないくせに、食べる速さが全然違う。

 

正直、こんなことでイライラしている時点でこのバイト、向いてないんじゃないかと思ったレベルでイラついていた。

 

この4人、来る時間帯も早かったり遅かったりするし、食べる速さも違うしで、早く食堂閉めて昼食にしたいのに、食べ終わったあとも帰らずにテレビ見てたりする始末。

 

4人とも優しいお婆さんだったが、いつしか俺は4人のことを四天王呼ばわりしていた。ボスの魔王は老化で死んだことにしておこう。

 


その③

悪意なき略奪者


俺が食堂を開ける際、手洗い用の液体石鹸やティッシュを入口前に配置するのだが、それを奪っていく婆さんがいた。

 

どうしてそんなことをするのか尋ねると「これは私の物だ!」「私の物をあんたらが取ったんだ!」と主張する。

 

あぁ……こりゃ重症かな。

 

取るなと言っても聞かぬなら、取らせないようにするまでと思い、食堂を開けている間は略奪者から注意を逸らさずにいたが、そういう日には取らずに帰っていく……なんて白々しいんだ。

 

結局、その人は退去していった。


今でも、彼女は各地の老人ホームを回って洗剤やティッシュを略奪していることだろう……。

 


……とまあ、語ればまだまだありますが、このくらいにしておきます。

 

どこの老人ホームだとか個人情報は一切お答えできませんが、老人ホームで働こうと検討している人は、参考にしてくださいね!

 

ならないと思いますけど(笑)